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東洋大の学食に茨城・笠間のアンテナ食堂 地元食材使ったメニュー提供

「かさま結マール」外観

「かさま結マール」外観

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 東洋大学白山キャンパス(文京区白山5)の学食に、茨城県の笠間市農業公社が運営するアンテナ食堂「かさま結(ゆい)マール」がオープンして1カ月がたった。

1番人気の「天ぷらうどんと丼ぶりのセット」

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 笠間市の農産物の生産・消費拡大と認知度向上を目的として、同大学6号館地下1階にある学生食堂にオープンした。同店を含め7店舗が営業しており、席数は合計で1300席。

 同店は、同市の農産物を中心とした昼食・デザート・スイーツなどを販売するほか、農産加工品の販売・PRを行う。メニューは、「かさまシラス丼セット」「かさま天丼セット」(以上500円)、「小松菜フローズンスムージー」(100円)など。現在の人気メニューは「天ぷらうどんと丼ぶりのセット」(500円)。今後も旬の食材を生かしながら、四季を感じられるようなメニューを展開していく予定。

 店名の「かさま結マール」は、笠間のアンテナショップとして、大学や地域との結びつきを深め、交流の輪を広げていきたいという意味合いを込めた。笠間市農業公社の担当者は「地方自治体が運営する学食は初めてのケースだと思う。『かさま結マール』の店舗で、学食を利用する学生と、茨城のことや笠間市のことについての話を通じて交流を図っている」と話す。

今後は、野菜ソムリエによる食に関する講座などを行う予定のほか、同市が「B-1グランプリ」に「笠間のいなり寿司」として出展していることから、毎月17日を「1(い)7(なり)の日」として、いなりずしを一品付けるなどのサービスも検討しているという。

 食堂は学生・教職員以外も利用できる。営業時間は10時~20時(土曜は17時まで)。日曜・祝日や大学長期休暇期間などは営業時間が変更になる場合がある。詳細は東洋大学ウェブサイトで確認できる。

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