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文京・小石川に「こどもデザイン教室」 「アートではなくデザイン」をコンセプトに

小日向教室の様子

小日向教室の様子

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 文京区小石川の明照幼稚園内に「こどもデザイン教室りねあ」(文京区小石川4)がオープンして3カ月がたつ。

明照幼稚園内、小石川教室の様子

 デザイナーの當原容一郎さんがオープンした同教室。「アートではなくデザインを学ぶこと」をコンセプトに、4歳から小学生を対象にデザインのレッスンを行う。

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 「自分の息子の卒園式で、将来はデザイナーになりたいという卒園生が4人もいた。デザイナーとしてうれしかったが、子ども向けの絵画教室、造形教室などはあっても、デザインをきちんと教える教室はほとんどなかった」と當原さん。そのことをきっかけに同教室を開くことを決意し、園長の賛同を得て空き教室を借り4月に開講した。

 同教室では、線の引き方、色の塗り方、絵の具の混ぜ方などの基本テクニックや、自分でデザインを考える発想力、デザインしたものを発表するプレゼン力をレッスンする。子どもたちはレッスンを通して作ったデザインを基に、Tシャツ、ポストカード、マグカップなど商品化までを体験できるという。

 當原さんは「例えば『リンゴを描きましょう』ではなく、『丸い物って何があるかな?』というテーマを出す。自分で考えるところからスタートするので、独自の発想力を磨ける。その後で『これは何?』『どうしてこれを描いたの?』と、どんな理由や意味で描いたのか話してもらうことでプレゼン力も身に付く」と話す。

 オープン後は「想像以上に反響があった」といい、同区小日向にある自身のデザインスタジオで小日向教室もオープンした。今後は開講日も増やしていく予定という。

 當原さんは「より多くの子どもにデザインを体験してもらいたい。将来、この教室からデザイナーが生まれてくれれば」と期待を込める。

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