ビーガンレストラン「PLANT KITCHEN TOKYO(プラントキッチン東京)」(文京区関口1)で5月24日、農業グループ「LURA(ルーラ)の会」とのコラボイベント「感じルーラ in 東京 五感で見つける夏の薬膳」を開催する。
同会は、フィリピンでの農業支援を経て長野県伊那市へ移住した宇野俊輔さんが2011(平成23)年に設立した会員制グループ。LURAはLinkage of Urban and Rural lives by Agricultureの略で、「都市と田舎の暮らしを農業でつなぐ」という意味を込める。「食べる人と作る人が共に作物を育てる」をコンセプトに、米・大豆・野菜の各グループを会員制で運営しており、現在は約50世帯が参加する。農水省の「第10回ディスカバー農山漁村の宝」にも選ばれている。
テーマは「夏の養生」。長野産の旬の野菜を主役とした薬膳料理を味わいながら、忙しい毎日の中で置き去りにしがちな季節感と身体の感覚を取り戻す機会にする。同会農場の世話人でもある宇野さんが「四季と土用」について話し、同会会員で日本中医薬膳師の森智子さんが夏に向けた身体の変化と養生を解説する。料理は森さんの手作りレシピを元に、店主の藤原美穂さんが仕立てる。
森さんは「長野県は収穫時期が遅いため、春に育ったみずみずしい野菜を中心に使用する。LURAの会の野菜本来のおいしさを感じてもらうために、春野菜をベースにしながら調理や組み合わせに夏の薬膳のエッセンスを少し取り入れ、これからの季節に向けた食養生として提案したい」と話す。藤原さんは「自然農法で育った野菜そのもののおいしさを感じてほしい。LURAの会の野菜や活動に関心を持ってもらえたら」とも。
宇野さんは「東京の人たちはルーラの活動になかなか参加できず、ずっとお客さま的な立場になっていた。東京でいろいろなことをやりたいという思いがあったので、今回実現できて非常にうれしい」と話す。節気については、「自然の豊かな環境の中では節気を非常に実感する。東京では難しいが、節気を意識することで季節の移ろいを感じるきっかけになる。東京の知人が月の話をきっかけに、それ以来しょっちゅう、月を見るようになったと話してくれた。そんなイメージで都市生活者と季節をつなぐきっかけを作りたい」と続ける。
開催時間は11時30分~13時30分。参加費は4,000円(子どもは3,500円)。定員25人。