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本郷・求道会館で「真夏の夜の夢」全曲連弾 朗読と歌も交えて

昨年、求道会館で開いた「アルマリウム」の一場面。ピアノの連弾とソプラノが堂内に響いた

昨年、求道会館で開いた「アルマリウム」の一場面。ピアノの連弾とソプラノが堂内に響いた

 ピアノの連弾と歌、朗読を組み合わせたコンサート「アルマリウム Vol.3」が9月27日、本郷の東京都指定有形文化財「求道会館」(文京区本郷6)で開かれる。ゲストを迎えて開くシリーズで、今回が3回目。主催は音楽ユニット「音楽くおどりべっと」。

教会のようで、寺のよう。「真夏の夜の夢」が響く堂内

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 会場は昨年に続いて2回目。求道会館は、仏教者の近角常観が説く言葉が堂内のどこにいても届くよう設計されている。出演するソプラノの工藤夏子さんとピアノの清水玲子さんは「1階・2階で響きの違いを感じていただける、唯一無二の響き方」と口をそろえる。

 中心に据えるのは、シェイクスピアの戯曲を元にメンデルスゾーンが書いた劇付随音楽「真夏の夜の夢」。序曲は17歳のメンデルスゾーンが連弾曲として書き、姉のファニーと弾いたといわれる。ピアノの梅澤文子さんをゲストに迎える今回、2人は「連弾から生まれたこの曲はぴったり」と考えて選んだ。誰もが知る結婚行進曲も作品を通して演奏する。

 このほか、J.S.バッハ「羊は安らかに草を食(は)み」、ファニー・ヘンゼル「山の喜び」、シューマン「子どもの情景」から、プッチーニのオペラ「妖精ビッリ」のアリア「もしお前たちのような小さな花なら」などを演奏する。梅澤さんは、清水さんと同じ重松正大さんの門下に当たる。

 同ユニットは「クラシック音楽をもっと身近で楽しいものに」をコンセプトに、2017(平成29)年からトークを交えた演奏活動を各地で続けている。2人は「お堅い解説を読むよりも、友達とのおしゃべりのように耳に入ってきたら、より面白がってもらえる」と話す。

 2人は、演奏家を作曲家から楽譜を託された橋渡し役と捉える。その上で「偉大な作曲家たちも私たちと同じ人間。クラシック音楽と少しでも仲良くなれるお手伝いをしたい」と意気込む。

 13時30分開場、14時開演。定員120人。全席自由で、料金は、一般=3,000円、学生(18歳以下)=2,000円。申し込みはメールで受け付ける。

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