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目白台で豊田直之さん写真展「水の輪廻」 海・川・霧などで水の姿捉える

トンガ王国の海から飛び出すザトウクジラ。「心を研ぎ澄ませ、本能的な気配だけを頼りにシャッターを切った」と豊田さん

トンガ王国の海から飛び出すザトウクジラ。「心を研ぎ澄ませ、本能的な気配だけを頼りにシャッターを切った」と豊田さん

 写真家・環境活動家の豊田直之さんによる写真展と記念講演「水の輪廻(りんね)~広大なる海の行方を追い求めて~」が6月20日、目白台の「ギャラリーシャロン」(文京区目白台3)で始まる。主催は未来プランニング。

山梨の崖からにじみ出た一滴。この滴の中に地球が見える

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 世界各地の海に潜り、水中から生き物や景色を撮り続けてきた豊田さんは、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業後に写真家・中村征夫さんに師事し1991(平成3)年に独立。2012(平成24)年にはNPO法人「海の森・山の森事務局」を立ち上げ、海岸清掃や学校への環境教育にも取り組んできた。2021年に環境大臣賞、2025年には神奈川県「みんなのSDGs賞」を受賞。

 シリーズ「水の輪廻」は、子どもの頃に抱いた「山に降った雨がいつか海になるのでは」という疑問が出発点。海の中ばかり撮り続けていたが、水の旅を追い始めると川・沢・滝つぼから雨・雪・霧まで撮り歩くことになった。2015(平成27)年から国内で写真展として発表を重ねてきた。今回は海・川・湖・池・沼・雨・雪・みぞれ・霧など、太陽と大気と土によって変幻自在に姿・形・色を変える水の作品を並べる。

 豊田さんは「ずっと海の中ばかり撮り続けていたが、水を取り巻く環境を追い始めると、全ての生き物が一滴の水からつながっているというストーリーに行き着いた。日本の水の輪廻をまとめたが、次はエベレストと海底を結ぶ地球の水の輪廻に挑みたい」と話す。

 未来プランニングの白井圭子社長は「環境を守ることは特別なことではなく、日々の暮らしの延長線上にある。未来の子どもたちへ美しい自然を残すために、まずは身近な暮らしから小さな一歩を考える時間にしてほしい」と話す。

 開場12時30分。参加無料。定員は先着30人。当日は豊田さんの作品ポストカード(現金のみ)と作品も販売する。要事前申し込み。13時30分からは豊田さんによる記念講演も開く。

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