跡見学園女子大学(文京区大塚1)で6月20日・21日の2日間、「ATOMIアートフェス」が開かれる。主催は同大文学部現代文化表現学科。
シンポジウムのチラシ。松浦雅子監督(左)と渡邉大輔教授(右)
同フェスはオープンキャンパスに合わせて開くもので、在学生が学びの成果を発表するバレエ衣装展、プロジェクション・インスタレーション、ゼミ企画、学生イラスト展示のほか、女袴(おんなばかま)ファッションショー、チャコット(港区)協力のメーク講座、抹茶の提供など幅広いプログラムをそろえる。
特別企画として20日13時30分~15時、シンポジウム「松浦雅子監督に聞く 現代日本映画の30年」を開く。同学科の渡邉大輔教授が3月に刊行した著書「『君の名は。』は日本映画に何をもたらしたのか」(星海社新書)を踏まえ、コミュニケーション文化学科教授も務める松浦雅子監督に当時の映画製作の現場を聞きながら、90年代以降の日本映画の変化を振り返る。松浦監督は1995(平成7)年、「人でなしの恋」で映画監督デビュー。岩井俊二監督と同じカメラマンと作品を製作するなど、90年代以降の日本映画の変革期を実作者として体験してきた女性映画監督の先駆けの一人。
渡邉教授は「研究者による歴史を俯瞰(ふかん)した視点と、実際に当時を経験した実作者の生の体験を絡ませることで、現代日本映画の全体像を、より立体的に感じてもらいたい」と話す。
翌21日13時30分~14時30分には、直木賞・本屋大賞受賞作家の辻村深月さんによる講演会「青春は、あとから物語になる。~小説との出会いから現在まで~」を開く。「ツナグ」「鍵のない夢を見る」「かがみの孤城」などの著者で、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の脚本も手がけた。司会・聞き手は渡邉教授が務める。
開催時間は、20日=13時~17時、21日=10時~16時。映画シンポジウム(定員150人)と辻村さんの講演(定員200人・要事前申し込み)はいずれも入場無料。フォームで6月21日まで、先着順で申し込みを受け付ける。