白山のフランス菓子店「エリティエ」(文京区白山2)が9月19日・20日の2日間、15周年を記念したフェアを行う。
同店は2011(平成23)年秋に開店した。店名はフランス語で「引き継ぐもの」を意味し、フランス菓子の伝統と技術を受け継いでいくという思いを込めた。昨年10月には、同店のパティシエ・三浦萌さんが東京都洋菓子協会主催の洋菓子コンテスト「ジャパン・ケーキショー東京」のデコレーションケーキ部門で金賞を受賞している。
15年の間に、近隣には有名店を含むパティスリーが増えた。競い合う相手でありながら、店同士で情報交換も行い、食事を共にすることもあるという。オーナーシェフの藤田智幸さんは「決して有名なシェフでも店でもないが、菓子に対する情熱は変わることなく持ってこられた。だから今の付き合いがあるのだと思う」と話す。
フェア両日、オリジナルのエコバッグと焼き菓子を進呈するほか、秋のケーキ「和栗のモンブラン」を売り場に並べる。進呈するバタークッキー「ガレット・フォンダン」は、藤田さんが修業時代から作り続けている看板菓子。機械を使わず全て手作業で仕込む。「もらった人が喜んで使えるものを」と考え、オリジナルのエコバッグと組み合わせた。3,300円以上の購入客に進呈する(なくなり次第終了)。
「和栗のモンブラン」には、味と供給量が安定している茨城県産の和栗を使う。タルト台には白あんを混ぜ込んで焼き、中央の生クリームは黒糖で仕上げた。藤田さんは「洋菓子でありながら、和菓子のような感覚を感じてほしい。栗の余韻を長く感じられるように作った」と話す。両日、「定価より安い価格」で販売する。
営業時間は11時~19時。火曜定休。