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文京・LB-BRBが日本工学院に勝利も守備面に課題 順位はリーグ2位に浮上

LB-BRB TOKYOのスターティングメンバー

LB-BRB TOKYOのスターティングメンバー

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 日本工学院グラウンド(八王子市片倉町)で4月30日、関東サッカーリーグ2部の前期5節が行われ、LB-BRB TOKYOは日本工学院F・マリノスに3対2で勝利した。今季3勝目を挙げて、同リーグ2位に浮上した。

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 前節で今季初黒星を喫したLB-BRB。リーグ戦の鉄則は「連敗をしないこと」とチーム全員で意識を共有し、日本工学院F・マリノス戦との試合に臨んだ。

 前回と打って変わって、立ち上がりからLB-BRBが主導権を握る展開。主将のMF黄大俊(ファン・テジュン)選手を中心に相手の攻撃の芽を摘み、攻撃にリズムをつける。前半8分、前半10分と立て続けにLB-BRBに決定機が訪れ、ゴールのムードが高まる。

 しかし前半12分、相手に中盤でボールを奪われ、カウンターから先制点を許す。3試合連続で先制点を奪われ追いかける展開に。

 連敗を避けたいLB-BRBは前半34分。日本工学院の一瞬の隙を突き、前線からのプレスでボールを奪うと、最後はFW川田悠介選手がゴールキーパーとの1対1を冷静に決めて同点に追い付く。このまま逆転したいLB-BRBだったが、前半終了間際の43分にミスから失点し、1対2で前半を折り返す。

 LB-BRBは後半2選手を交代。「絶対連敗しないという強い気持ちでゲームに臨んだ」という代わったばかりのDF久保優斗選手が、後半3分に同点ゴール。試合を振り出しに戻す。

 一進一退の攻防が続く中、試合を決めたのはMF野村良平選手。後半38分に、相手ゴール前でのフリーキックからの混戦の中、ボールをゴールに押し込み、勝ち越しに成功。LB-BRBはこのリードを守りきり、今季3勝目を挙げた。

 試合後、GK奥山陸選手は「連敗は避けたかったので、勝ちで終われたことは良かった。ただ失点の数、カウンターでのやられ方など、改善すべき点は多い。日々のトレーニングから見直していきたい」と試合を振り返った。福田雅監督は「一試合を通じ、いくつかの賭けに負け、いくつかの賭けに勝ち、結果的に勝ち点3獲得に転んだ。不安定な戦いが続いているのは、私が毎試合いくつかの賭けを試みているから」と長いシーズンを見据えての戦術に理解を求めた。

 LB-BRB TOKYOは前期5節を終えて勝ち点10の2位(5月1日時点)。次節は尚美学園大学グラウンドで5月8日、大成シティ坂戸と対戦する。

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