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文京・後楽で「猫毛祭り」 クラフト展示やワークショップなど

イベントを企画した猫毛フェルターの蔦谷Kさん

イベントを企画した猫毛フェルターの蔦谷Kさん

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 文京区後楽のCafe PoPoKi(文京区後楽4)で現在、「猫毛(ねこけ)祭りin 飯田橋 ~旅する猫毛~」が開催されている。

店内には猫毛フェルトの作品が並ぶ

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 同イベントは2009年以来、全国各地を巡回する形で毎年開催しており、今年で6年目。猫毛フェルターの蔦谷Kさんが企画し、猫をブラッシングした際の毛を集めて作る「猫毛フェルト」の展示やワークショップ、グッズ販売を行う。

 猫毛フェルトとは、猫をブラッシングした際に抜けた毛を材料に作るクラフト。作り方は羊毛フェルトと同様で、摩擦によって繊維同士を絡み合わせることで形を作っていく。

 「猫の毛がたくさんあるのを見て、羊毛フェルトみたいに使えるのではないかと着想したのが2002年ごろ。ちょうど羊毛フェルトがはやり始めたころだった」と蔦谷さん。2005年から実際に作り始め、2009年に猫毛フェルトの考案者として「猫毛フェルトの本」を出版。現在は「猫毛フェルター」として、猫毛フェルトの普及を目指して同イベントを全国各地で開催している。

 会期中は、「全国の巡回展をする中で、各地の風景の中にたたずむ猫毛作品を撮影したら面白いのではないか」と始めたという「旅する猫毛」写真展のほか、作品展「旅する猫毛」、猫毛フェルトグッズのバザールなどを実施する。

 猫毛フェルトを使って、プチトートバッグや猫毛人形、猫顔マスコットなどを作るワークショップも開く。金曜と最終日には、会場にある材料・キットで好みの物を作るワークショップも。各ワークショップは有料。予約優先で、材料キットがなくなり次第終了となる。11月14日には参加者同士で猫毛を交換する「猫毛シェアリング・ランチ会」、金曜夜には「猫的バータイム」と題し、猫のラベルのワインなどを提供するイベントも行う予定。

 「猫毛フェルトは、道具や材料も家庭にあるものでできる。指人形だと、両手のひらにふんわり1杯くらいあれば作ることができる」と蔦谷さん。「東京での開催は少ないので、ぜひ来場して猫毛フェルトの世界にふれていただければ」と意気込む。

 開催時間は、火曜~金曜=7時30分~10時、11時30分~16時(金曜は20時まで)、土曜・日曜・祝日=12時~18時(最終日は17時まで)。2日・9日は休業。今月15日まで。

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