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本駒込・東洋文庫ミュージアムで「北斎展」 秘蔵作品も

「東洋文庫の北斎展」入り口のバナー。「北斎ブルー」を思わせる青のグラデーションがポイント

「東洋文庫の北斎展」入り口のバナー。「北斎ブルー」を思わせる青のグラデーションがポイント

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 文京・本駒込の東洋文庫ミュージアム(文京区本駒込2)で現在、「東洋文庫の北斎展」が開催されている。

「東洋文庫の北斎展」展示室内のスタンプコーナー

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 「本の博物館」である同館が所蔵する葛飾北斎作品を可能な限り網羅的に公開した同展。葛飾北斎が「勝川春朗」と名乗った最初期から最晩年に至るまでを幅広く紹介している。

 北斎は代表作「冨嶽三十六景」などで世界的に知られる浮世絵師だが、館が所蔵する50点ほどの北斎作品の半数以上は墨一色で印刷された「絵本」。今回の展示では、現存が数例しか確認されていない希少本「春の曙(あけぼの)」や、ロンドンの大英博物館で2017年に展示された大判錦絵「諸国瀧廻(たきめぐ)り」をはじめ、狂歌絵本や挿絵本、舞踏会のプログラムなど、目にする機会の少ない作品が並ぶ。

 担当する学芸課課長の岡崎礼奈さんは「本が中心の展示であることと、東洋文庫初の展示資料が多数出ている、ダブルの意味で新鮮味のある北斎展を楽しんでほしい」と話す。

 展示室内には、浮世絵の多色刷りの仕組みを疑似体験できる「スタンプコーナー」(受付でポストカード用紙=100円の購入が必要)も設置されている。

 会期中、「東洋文庫×修復のお仕事展」を同時開催するほか、「ミュージアム講演会」や、小学3年生以上を対象とした「変わり屏風(びょうぶ)づくり」などのワークショップも行う。

 開館時間は10時~19時。火曜・年末年始休館。入館料は、一般=900円、65歳以上=800円、大学生=700円、中・高校生=600円、小学生=290円。2020年1月13日まで。

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