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根津に古本カフェ「緑の本棚」 多肉植物も販売、植物を食べながら読書も

緑あふれる入り口

緑あふれる入り口

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 文京区弥生に古本カフェ「弥生坂 緑の本棚」(文京区弥生2)がオープンして7カ月が過ぎた。

グラパラリーフとコーヒーのセット

 生花店の店長として働いていた綱島則光さんが今年2月に開いた同店。店内には約3000冊の古書在庫と観葉植物や多肉植物などが並ぶ。店の奥にはカフェスペースがあり、ガーデンテラス席も用意。緑に囲まれながら読書や軽食を楽しむことができる。

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 「生花業界で28年間働いて、一時期に比べて花の消費が半分となり行き詰まりを感じていた」という綱島さん。前職で古書の中をくりぬいて、そこに花を植えるという仕事が舞い込んだことをきっかけに、「本の魅力に気付いた」と振り返る。

 その後、書店や古書店についての勉強会に参加するようになり、「まずはできることから」とネット古書店を始めた。独立を検討し始めたとき、現店舗のある場所がテナントを募集していることを知り、「緑と本に囲まれたゆったりできる空間」を作ろうと、昨年10月に決断。同所は綱島さんが入居する以前も古書店で、居抜きで入居できることも後押しした。

 メニューは、フレンチトースト(680円)、おつまみプレート(880円)、骨付きチキンカレー(1,000円)など。中でも「グラパラリーフという食用の多肉植物が一押し。程よい酸味で、そのまま食べてもいいし、さまざまな料理に添えてもいい」と綱島さん。現在はグラパラリーフをカレーなどに添えて提供するほか、メープルシロップをつけて食べるメニューが人気という。

 ドリンクは、コーヒー、紅茶(以上350円)、ジンジャーエール(300円)などのソフトドリンクのほか、ビール(400円)、ワイン(500円)とアルコールも用意する。

 「少し落ち着いてきたので植物に関するイベントを増やしていきたい。前職を生かして、園芸材の販売や生花の注文販売、庭の剪定(せんてい)などもやりながら、地域と交流し、緑と本に囲まれたと空間をもっと充実させていきたい」と意気込む。

 営業時間は13時~21時(日曜は18時まで)。月曜定休(木曜不定休)。

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