東京都立中央・城北職業能力開発センター(文京区後楽1、TEL 03-5800-2611)で11月10日、「技能祭~未来につなごう 光る技能 輝く技~」が開催される。
主に求職者向けに職業訓練を行っている同センターが、都民を対象に地域の技術や技能を身近に感じてもらい、ものづくりの魅力を知ってもらおうと毎年開催する同イベント。同センターに通う生徒の日頃の成果を発表する場として、多くの展示物を掲示するほか、ものづくりを体験できるコーナーを用意する。
印刷技術と介護を主な専門とする同センターの特徴を生かし、施設体験として「4色フルカラーオフセット印刷の実演」「ホームページの作り方教室」「高齢者疑似体験・衛生的手洗い体験」などを行うほか、各科の催しとして生徒と一緒にものづくりができるコーナーを設け、ペンシルバルーンやエコバッグ、千社札などの制作体験を提供する(各定員あり、先着順)。
東京マイスターによるオリジナルハンカチが作れる東京手描友禅教室(午前・午後各12人、抽選)や技能士会の作品・製品の展示販売もある。
同センターの担当者は「介護サービス科では、喫茶コーナーで生徒による手作りのおいしいマドレーヌやクッキーと飲み物を用意している。参加無料の体験コーナーも多数用意しているので、多くの人に気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
イベント当日は、先着150人に「ブルーベリーやシャクナゲの苗木」を、アンケート回答者全員に「オリジナル2018年用カレンダー」を進呈する。
開催時間は10時~15時。参加無料。