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文京LB、来季へ向け価値ある勝利 都女子リーグ5部・第9節

攻め込む文京

攻め込む文京

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 東京大学農学部グラウンド(文京区弥生1)で9月13日、東京都女子サッカーリーグ5部第9節が行われ、文京LBレディースはICU OFF-SIDEに1対0で勝利し、今シーズン無敗優勝を決めた。

ピッチ上に整列する選手たち

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 前節で5部リーグ優勝と4部リーグ昇格を確定させた文京LBレディース。無敗で今シーズンを終えて有終の美を飾るため、緊張感を持って試合に臨む。

 前半立ち上がり、これまで幾度となく先制点を奪い、試合のペースを握ってきた文京だったが、11人全員で守備を固める戦術をとったICU相手に点を奪うことができない。文京はボールを保持しながらも、狭いスペースを狙ってはボールをはじかれるミスを繰り返してしまう。何とかチャンスを演出しようとするが、決定機をつくることができないまま、前半を0対0で折り返す。

 後半も引き続き、徹底して退いてくるICUに対して、文京は積極的にワンタッチプレーを増やして好機をうかがう。相手の最終DFラインの選手とGKとの間のスペースを狙い、徐々に相手DFラインの統率を崩す。

 すると60分、右サイドバックのDF小谷からのボールを相手センターバックとサイドバックの間へ抜けたMF大坪が受け、ゴールへ直進。止めに入った相手センターバックに大坪がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得する。PKをMF成瀬が冷静に右隅に決め、文京が待望の先制点。試合後、「全員でつくったチャンスを勝利につなげることができて良かった」(成瀬選手)と振り返ったこの得点が決勝点となり、文京が無敗でのリーグ優勝を決めた。

 リーグ戦を通して1失点と堅守を誇ったGKの釜田史子選手は「リーグ戦を通してたくさんの方々に応援をしていただいた結果として、最終戦もなんとか勝ちきることができた」とサポーターへの感謝を述べた。久和はな選手は「チーム全体としてもまたまだ強くなれると思う。来季は新たなステージで、よりパワーアップしたプレーを見せられるようにこれからも頑張っていきたい」とさらなるステップアップを誓った。

 文京の今季最終成績は、8勝1分(東京都女子サッカーリーグ5部優勝)、得点36、失点1。

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