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東京ドームでキルトの祭典 1800作品を展示

「第19回日本キルト大賞」大賞作品前の様子

「第19回日本キルト大賞」大賞作品前の様子

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 キルトの祭典「東京国際キルトフェスティバル~布と針と糸の祭典」が1月23日、東京ドーム(文京区後楽1)で始まった。

キャッシー中島さんの作品「私の愛するロックスター」

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 今年で19回目を迎える同展。総展示数約1800点と、世界でも最大規模をうたい、2つの特別企画をはじめとする複数の人気作家による企画展示がある。

 特別企画「キルトが奏でるミュージック」では、8人のキルト作家がそれぞれの世界観で「音楽の館」を築く。鷲沢玲子さんは「ブレーメンの音楽隊」をモチーフに、シンボリックな立体作品を含むファンタジーな世界を表現した。キャシー中島さんは「私の愛するロックスター」と題し、クイーンやフレディ・マーキュリーなど憧れのロックスターたちへのオマージュキルトを発表。そのほか、上田葉子さん、小関鈴子さん、片桐好子さん、斉藤謠子さん、阪本あかねさん、吉田波知子さんと人気作家の作品が並ぶ。

 特別企画「英国キルト・布の宝石の旅~アンティークから現代アートまで~」では、イギリスの伝統文化の保全活動を続ける「英国キルト遺産プロジェクト」のコレクション~19世紀初頭以降の作品を展示する。

 初日の23日には、プロ・アマ問わず国内外から幅広い層のキルターの応募作品が集まるコンテスト「第19回日本キルト大賞」の受賞作品の発表も行われた。会期中、海外からの応募60点を含む応募総数1122点の中から選ばれた大賞作品をはじめ、入選・入賞作品約300点を展示する。

 開催時間は9時30分~18時(最終日は17時30分、入場は閉場30分前まで)。入場料は2,200円。小学生以下無料(要保護者同伴)。今月29日まで。

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