特集

関東一部リーグ 2019-2020 東京ユナイテッドFC 特集 1 ♯21 大石文弥選手

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小石川運動場をホームグラウンドとし、文京区を中心とする特別区を本拠地とする社会人サッカークラブ「東京ユナイテッドFC(フットボールクラブ)」。23区内にホームスタジアムを持つチームとしては初となるJリーグ加入を目指し活動している。2019年シーズンの目標は「JFL(日本フットボールリーグ)昇格」。昨年度の雪辱を果たすべく、激しい戦いに挑む選手たちの素顔を紹介していく。

1回目は、文京区役所アカデミー推進部スポーツ振興課に勤務しながら、東京ユナイテッドFCでプレーしている大石文弥(ふみや)選手。

わからないことは聞く。仕事にもサッカーにも生きる考え

――大石選手は「文京区役所アカデミー推進課スポーツ部」で働いていらっしゃいますね。

はい。今年はオリンピック・パラリンピックに向けて文京区にアスリート採用枠があったんです。区に縁のある東京ユナイテッドFCに所属しているというところから面接を通していただいて、採用していただきました。(普段は)だいたい朝6時に起きて、6時50分には家を出ます。8時30分が出勤時間なので、その前には庁舎に着いていますね。17時15分に仕事が終わり、19時20分から練習というスケジュールです。月曜と金曜は午前勤務なので、高校生にサッカーの指導をしています。

――区役所で働く中で、サッカー選手とは別に仕事を持っていて良かった、いい影響だと思う瞬間はありますか?

プロサッカー選手をやっていた時と違って、職場の方が応援に来てくださることが自分の中ですごくうれしい。休日を使って応援に来てくださる。サッカー選手の時には感じなかった、身近な方が応援してくれている、ということを実感しています。

――仕事上、気を付けていることは?

まぁ、きちんと上司に言われたことを確認するというか…ちょっと分からないことがあったらすぐに聞きに行くということです。当たり前のことなんですけどね(笑)。後は、教えていただいたことをもう一回聞かなくても大丈夫なようにメモをしていますね。サッカーでも振り返り用の「サッカーノート」をつけるので、仕事とサッカー、お互いに生きていることですね。

――職場でもあり、チームの本拠地でもある文京区。魅力的に感じていることはありますか?

小石川運動場の応援席との距離。小石川はすごく近い。そういう環境がホームグラウンドにあるというのは、プレーする面ではうれしいですね。普通は仕切りみたいなものがあるので…。街の魅力という面では、「昔ながら」がありつつ、最新のきれいな建物もあるというのが珍しいなと感じています。僕、この前は秋田にいたので、ちょっとその、両方感じられるというか…めちゃめちゃ田舎と極端な感じだったんです。都会と言えば秋田市だったので…。ここは一つの区内に両方がある。特に庭園などで、そういう面を感じています。

オーガニック料理 少しでもパフォーマンスの向上を

――プロフィール欄に書いてありましたが、オーガニック料理がお好きなんですか?

そうですね。オーガニックというか、グルテンフリーに近いものなんですけど。体に悪いものを取ることを1年前くらいにやめて…。ラーメンとか小麦とかは取らないで、なるべく玄米などを取るようにしています。そうして食生活に気を付けているうちに、オーガニックの店をすごく好きになっていて(笑)。秋田の時は同じ店にずっと通っていたんですけど、こっちに帰ってきたら結構いろいろな店があったので、店を巡ることが趣味になっています。丸一日のオフがないので、仕事と仕事の合間に行けるというのが自然と趣味になるんですよね。最近では自分でも(オーガニック料理を)作っています。簡単にできるので(笑)。

――自分で作っているんですね。きっかけがあったのでしょうか?

僕が秋田の時に行っていた店がきっかけですね。スイートマーケットという店なんですけど、オーガニックについて勉強させていただいたんです。店長のおばあちゃんがいろいろ教えてくれて…。こういう風な取り方した方がいいんだよ、とか。まぁ、秋田の店なんですけどね(笑)。

――オーガニック料理やグルテンフリーは、やはりサッカーを意識しているのでしょうか?

そうですね。気を付けることを本当はやめようかなとか思ったんです。プロの選手じゃないので、そこまでこだわる必要はないかなとも思って。でも仕事と並行しているので、筋トレとか自主練の時間がどうしても減ってしまうんです。パフォーマンスをどこで上げるか。時間がないなら他のところで補わなくてはいけないと考えて、食事を気を付けることを継続しています。

シーズンを通してチームの力に

――最後に目標を教えてください。

今シーズンの目標はやっぱり「JFL昇格」です。個人的な目標で言えば、けがをしないこと。けがが多かったので、けがをしないでシーズン通してチームの力になるということが個人の目標です。それがJFL昇格につながるかな、とも思っているので。

大石文弥(おおいしふみや)
1993(平成5)年4月2日、神奈川県生まれ。身長181センチ、体重74キロ。明海大学卒業後、ブラウブリッツ秋田でj3リーグプロサッカー選手として2シーズン活動。今シーズンから東京ユナイテッドfcで活躍。

(文責=文京経済新聞・高橋昂希)

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