湯島天神で「梅まつり」 今は三分咲き~これから見頃

境内の様子(2月12日撮影)

境内の様子(2月12日撮影)

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 湯島天神(文京区湯島3 、TEL 03-3836-0753)で現在、「第61回湯島天神梅まつり」が開かれている。

湯島天神白梅太鼓 演奏中の様子

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 江戸時代より「梅の名所」として多くの庶民に親しまれてきた湯島天神。1958(昭和33)年から開催されている同イベントも今年で61回目を迎え、期間中約40万人が訪れる「初春の東京の年中行事」として定着している。

境内には樹齢70~80年ほどの白梅の木を中心に約300本が植えられており、例年2月中旬~3月上旬が見頃となる。梅の種類は、梅園の7~8割を占めるという白梅の「白加賀」を中心に、同じく白梅の「月影」、淡紅梅で遅咲きの「豊後(ぶんご)」、紅梅の「寒紅梅」、薄紅梅の「見驚(けんきょう)」、白梅で早咲きの「冬至」など約20種類。色とりどりの梅の花を楽しむことができる。

 期間中の土曜・日曜・祝日を中心に、みこし渡御(とぎょ)や野だて(お茶券600円)、カラオケコンクール、湯島天神白梅太鼓・おはやし・日本舞踊・かっぽれ・三味線をはじめとした奉納演芸、石川県能登町・福島県・熊本県上天草市の物産展などのイベントが開催される。

 天候に恵まれた連休最終日の12日には、湯島天神白梅太鼓の演奏に多くの観覧者が集まった。境内では開花の始まった梅にカメラを向ける姿も多く見られた。

 同神社のホームページでは「開花状況」を写真入りで随時更新している。2月16日時点の開花状況は、全体的に三分咲きで、早咲きの数本が「見頃」、遅咲きのものは「つぼみ」とのこと。
 梅園の開園時間は8時~19時30分。入園無料。3月8日まで。

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