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小石川・傳通院の夏祭り「文京思い出横丁」が5周年 運営300人超

山門前に屋台が並び、大勢の来場者でにぎわう境内(昨年の様子)

山門前に屋台が並び、大勢の来場者でにぎわう境内(昨年の様子)

 文京・小石川の「傳通院」(文京区小石川3)で8月23日、夏祭り「文京思い出横丁」が開かれる。主催はNPO法人「文京BASE」。

昨年の運営メンバー。半数以上が高校生と大学生

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 2021年に始まった同祭りは今年で5年目。昨年は1万人程度が来場した。運営に関わるメンバーは300人を超え、その半数以上を高校生と大学生が占める。チーズギョーザを出店する中央大学2年の竹下さんは「初めての参加で分からないことも多いが、できる限り頑張りたい」と話す。

 同NPO代表の北永久さんは「祭りをやること自体が目的ではない。準備から後片付けまで一緒に取り組む過程を通じて、地域の防災・防犯を担える新しいコミュニティーをつくるのが目的」と話す。多くの学生が集まる理由については、手伝いではなく、仕入れから運営まで自分たちの責任で担う当事者として関われる点を挙げる。

 祭りの特徴の一つが、人や物、環境に配慮した消費を指す「エシカル」。ごみの分別や繰り返し使える食器の導入など、学生が中心となってごみを減らす工夫に取り組む。

 屋台は、焼きそばやかき氷、ベビーカステラ、焼き鳥など十数店が並ぶ。5年目の特別企画として、台湾の屋台で人気のスイーツを扱う「おイモde横丁」も登場する。

 地域間交流も柱の一つで、今年は14の地域が参加する。初年度から出店を続ける長野県天龍村をはじめ、島根県津和野町・益田市、福島県飯舘村・浪江町、愛知県東浦町、鳥取県倉吉市、富山県などが並ぶ。今年から、北海道むかわ町がウッドレジンの雑貨を、香川県三木町がイチゴのわらび餅を、それぞれ販売するほか、京都府笠置町、愛知県豊田市も加わる。地元からは、本郷の酒販店「いなせや」とクラフトビール醸造所「本郷菊坂町かもす」が出店する。

 本堂前のステージでは、こきりこや越中おわらなど富山県の三大民謡(12時45分~)と、新潟県佐渡島に伝わる「鬼太鼓(おんでこ)」(15時~・16時30分~)を披露。その後、ビンゴ大会(16時45分~)、島根県に伝わる「石見神楽(いわみかぐら)」(17時30分~)を予定。18時から手持ち花火を行い、18時~20時は盆踊りを繰り広げる。

 境内に隣接する繊月(ぜんげつ)会館には、包帯法や防災遊び、卓上でできるカーリング「カーレット」の体験、メダカすくいなど、区内で活動する団体のブースが並ぶ。区内の小中学生が自分たちで内容を考える「小中学生チャレンジブース」も設ける。

 北さんは「大人と対等に汗をかいた経験は、確かなつながりとして残る。そうしてできた仲間と地域の課題にみんなで向かっていければ」と話す。

 開催時間は11時~20時。

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