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スパイスカレー店「トーカイカレー」、本郷に戻り間借り出店 週替わりで提供

7月10日に提供したカレープレート。ポークビンダルーとレンズ豆のカレーに、副菜2種を添えた一皿

7月10日に提供したカレープレート。ポークビンダルーとレンズ豆のカレーに、副菜2種を添えた一皿

 スパイスカレー店「TOKAI CURRY(トーカイカレー)」が7月10日、本郷三丁目の登録有形文化財「エチソウビル」(文京区本郷2)に入るカフェ「珈琲(コーヒー)FARO」で間借り営業を始めた。本郷で間借りを始め、江戸川橋を経て、再び本郷に戻った。

登録有形文化財の階段を上ると、週替わりカレー

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 同店は固定の店舗を構えず、飲食店の空いた時間を借りて営業する「間借り」を続けてきた。2025年4月からは江戸川橋のシェア工作室「もくもくはりねずみ」(水道2)で経験を重ねた。8月は第4金曜のみ営業し、9月からは拠点を本郷三丁目に移して毎週金曜に店を開く。店主の尾崎綾子さんは、珈琲FAROへの変更を決めた一番の理由に店主との縁を挙げ、「安心して店づくりに取り組める。間借り営業を始めることを決めた当初思い描いていた以上にすてきな場所」と話す。

 店名の「TOKAI」はインドの言葉で「孔雀(くじゃく)の尾の羽」を意味する。華やかなスパイス使いに、出身地である東海地方の調味料を組み合わせ、「そのままでも混ぜてもおいしいカレー」をテーマに掲げる。

 提供するのは週替わりのカレープレート(1,400円)のみ。肉または魚のカレー1種と野菜または豆のカレー1種に副菜2種を盛り合わせ、デザートを添える。全品グルテンフリー。インドで多い、肉・魚・卵を使わないラクト・ベジタリアン向けのプレートも希望に応じて用意する。初日の7月10日はポークビンダルーとレンズ豆のカレーに、キャベツとジャガイモのサブジなどを添え、チャイプリンを付けた。

 週替わりで1種類だけにしているのは、当日の朝に食材の搬入から仕込み、盛り付けまでを一人で担う中で、限られた食材と時間で最もおいしい一皿を出すためだという。メニューは店頭で旬の野菜を見ながら決めることが多い。

 同店が入るエチソウビルは、本郷通り沿いの角地に大正期に建てられた鉄筋コンクリート造3階建て。頂部の装飾や窓上のアーチが目を引き、2023年に登録有形文化財となった。

 本郷三丁目は神保町や御茶ノ水にも近く、カレー店の多いエリアでもある。尾崎さんは「週替わりの一皿を楽しみに気軽に立ち寄り、カレーを食べてのんびり過ごし、午後へのエネルギーを蓄えてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~15時。営業日と週替わりメニューはインスタグラムで知らせる。

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