みずほ銀行根津支店(文京区千駄木2)が8月2日で開設100周年を迎えた。
100周年を記念して作ったキーホルダー5種類。根津神社の楼門や同支店の店舗を水彩で描く
同支店は1926(大正15)年8月2日、安田銀行本郷支店根津出張所として根津宮永町(現・根津2)に開業した。同行によると、関東大震災の後、根津地区の有力者の要請を受けて開設したという。1932(昭和7)年に千駄木の現在地へ移転し、翌年に支店へ昇格。1945(昭和20)年には戦災で焼けた本郷支店を併合した。行名は富士銀行を経てみずほ銀行に変わり、現在の店舗は1962(昭和37)年に建てられた。
根津一帯は明治の中ごろには台地に邸町があり、谷あいの平たん地は手工業と商業の街だった。関東大震災でも太平洋戦争でも大きな被害を免れ、戦前の面影を残す家並みが残る。不忍通りやよみせ通りに沿って商店街が帯状に発達し、2代・3代にわたって取引が続く顧客も多いという。
100周年を記念し、同支店は根津神社の楼門・拝殿・表参道、乙女稲荷神社の北の鳥居、同支店の店舗を水彩で描いたキーホルダー5種類を製作。8月3日には店内にカプセルトイを置いた。来店客が回すと、5種類のうちどれかが出てくる。
同支店で個人営業を担当する林茉菜美さんは「お客さまの中には東大出身の方や、昔ながらの、ずっと根津にお住まいのお客さまが多い」と話す。支店長が根津神社の祭りで4年に1度行われるみこしの担ぎ手に推薦されるなど、地域ぐるみの付き合いが続く。
同支店の営業責任者、小原藍さんは「地域の皆さんが力を入れているお祭りに毎年参加させてもらい、声もかけていただけるのはありがたい。これからも地域の皆さんと一緒に歩んでいきたい」と話す。
営業時間は9時~15時。カプセルトイは1日20個限定。無料。なくなり次第終了。