文京区本郷にコミュニティーバー「New_民家バー」（文京区本郷1、TEL 03-3830-0355）がオープンして1カ月がたった。運営はＩＴ会社「アイソフト」（文京区本郷）。

金目鯛の香草とオリーブオイルのオーブン焼き

　「コミュニティーをつなぐ場」がコンセプトの同店。店主の相川賢一さんは「おいしい料理、飲み物を出すという以上に、この場所をいろんな人に生かしいってもらいたい」と話す。8月末には、料理対決イベント「残暑のカレー対決！」を開くほか、店舗営業の空き時間を活用し、英会話教室の開催も企画しているという。

　同店はもともと、水道橋の相川さんの自宅からスタート。ＩＴ業界での起業を目指していた相川さんが「起業するためにまずは人脈を作ろう」と自宅で始めたホームパーティーが発端という。

　「頻繁に開催するようになって、気づいたら毎日のように自宅がバーみたいになっていた。そのときに自宅＝民家だから『民家バー』と命名したのがきっかけ」と相川さん。同取り組みが好評を得て、バーはＩＴ関係者が集う場所として夜な夜な人が集まりさまざまなオフ会やイベントが開催されたという。

　念願の起業を果たした後も、場所を恵比寿、赤坂と変えながら「民家バー」は継続。今年7月3日に会社の本郷移転と共に、同じビルの1階に同店を構えた。

　「本日のメニュー」として日替わりで料理を提供。酒を飲む人が多いということで、「酒飲みのためのシジミ飯」は民家バーを始めた頃からの変わらぬメニューだという。ドリンクは50種類以上を用意。ビール・ハイボール・焼酎・果実酒（600円～）、ウイスキー・カクテル・ワイン（700円～）など。

　相川さんは「人と人、コミュニティーをつなぐ場所にしていきたい。地域で活動する人たちがどんどん集まってくるような場所にしていけたら」と意気込む。

　営業時間は、ランチ（月曜～金曜）＝11時30分～13時30分、バー＝18時00分～23時45分。日曜定休。