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文京・小石川図書館「昼下がりのクラシック」好評 若手館員が企画・演奏

演奏中の様子

演奏中の様子

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 文京区小石川図書館(文京区小石川5)で11月20日、「昼下がりのクラシックIII」が開かれた。

トーク中の三浦さん、清田さん、大槻さん(左から)

 同館若手スタッフの三浦コウさんが企画し自らピアノを演奏する同イベント。昨年11月と今年6月に続き今回が3回目の開催。毎回申し込み受付開始と同時に電話が鳴りやまない状況が続くことから、初めて往復はがき申込制とした今回は抽選となる盛況ぶり。

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 フルーティストの清田博美さん、バイオリニストの大槻桃斗さんとのアンサンブルにより、第1部では、「愛のあいさつ」(エドワード・エルガー)、「G線上のアリア」(J・S・バッハ)、「メヌエット~アルルの女より」(ジョルジュ・ビゼー)、「シシリエンヌ」(ガブリエル・フォーレ)など全7曲を演奏した。

 第2部ではクラシック音楽のみならず、「シンドラーのリスト」(ジョン・ウイリアムズ)や「優しさに包まれたなら」(荒井由美)、「日本の四季メドレー」として懐かしい唱歌なども加え、幅広い年齢層の来館者を楽しませた。

 第2部の導入では、イベント日前後に誕生日を迎えた清田さんと三浦さん自身へのサプライズを込めて「ハッピーバースデイ」を演奏し、来館者が祝福の拍手を送る一幕も。

 同館で視聴覚資料の装備や特集などを担当しながら、勤務日以外は各地のホールでのピアノ演奏や作編曲を手掛ける音楽家としての顔を持つ三浦さん。当日はその経験を生かして各作品の背景や作家のエピソードなどを紹介し、クラシック音楽への親しみやすさを演出した。演奏家仲間の大槻さん、清田さんとの息の合ったトークも軽妙で、会場はほのぼのとした空気に包まれた。

 同館は1910(明治43)年開設された区内で最も歴史ある図書館。2万枚を超えるレコードなどの視聴覚資料の所蔵で定評がある。視聴覚資料の利用促進も狙い、イベント当日は「演者セレクト」の視聴覚資料なども会場に並べて貸し出しにも対応した。

 同館の山田万知代館長は「興味を持っていただいているのはうれしい。今後も開催の機会を増やしていければ」と話す。「昼下がりのクラシック」は、今後も継続して開いていく予定。

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