東京大学農学部グラウンド（文京区弥生1）で6月5日、東京都女子サッカーリーグ4部第3節が行われた。文京LBレディースはFC駒沢女子に0対1で敗れた。

文京LBのスターティングメンバー

　前節ホームの同グラウンドで今季初勝利を挙げた文京LB。今節も引き続きホームゲームでの試合。連勝を目指し、FC駒沢女子と対戦した。

　試合は前半から攻守の入れ替わりが激しい、よくボールの動く展開。両チームとも開始早々にコーナーキックでチャンスを得るも、得点には結びつかない。

　文京LBは後半序盤から、徐々に攻撃のリズムをつかみ出す。後半15分には選手交代とポジション変更で、流れを一気に引き寄せようとするが、直後の後半17分、点を取りに行った縦パスを相手に奪われカウンター。一瞬のうちに先制点を許してしまう。

　その後、文京LBが一気に猛攻を仕掛けるも、相手ディフェンスに阻まれ、最後までゴールをこじ開けることができずに敗戦。昨年のチーム結成から初の公式戦黒星となった。

　試合後、平山幸香選手は「初めての敗北を経験し、新たな課題が見えてきたと思う。とても悔しいがこの経験を生かして次節は勝ちたい」。長谷部奏選手は「悔しい結果だったが、チームとしてできたことも少なからずあったと思う。次に気持ちを切り替えて、チームとしてできることを毎試合増やせるよう、それぞれが意識・声掛けをして次こそは勝利をつかみたい」と両選手ともに前を向いた。

　文京LBレディースは次節、東京大学農学部グラウンドで6月12日、東京外語大学と対戦する。